夏越の祓と茅の輪くぐり

2023-06-20

スサノオノミコトは備後国(広島県東部)を旅していた時に、蘇民将来という人物は貧しい暮らしをしながらもスサノオを手厚くもてなしました。

数年後、スサノオは蘇民将来に「病が流行ったら茅で輪を作り、腰につけて難を逃れなさい」と教えました。その後、教えを守った蘇民将来は難を逃れることができたそうです。昔は茅の輪を腰につけて無病息災を願いましたが、江戸時代初期ごろに、現在のように大きな輪をくぐるようになったとか。

茅は魔除けの力を持つ、医学的な観点から茅に利尿作用があり、生薬として用いられ、夏の体調回復に使われていた。

6月30日は、1年の半分が過ぎた6月の晦日にあたり、「夏越の祓」と呼ばれています。神社によっては、6月30日頃からしばらくの間、茅の輪が設置されるところもあります。設置されている期間中はいつでも茅の輪くぐりができます。







夏越大袚與茅之輪

素戔嗚尊(須佐之男)在前往備後國時(今廣島縣東部),遇到了蘇民將來,雖然蘇民將來的生活困苦,但仍舊是盡量款待了素戔嗚尊。數年後,素戔嗚尊再次拜訪了蘇民將來,告知他「如果爆發疾病的話,你可以做一個茅輪,掛在腰間逃離」。不久後,遵從指示的蘇民將來因此得以逃過一劫。因此過去茅之輪繫在腰間表示祈求無病息災。到了江戶初期,逐漸演變成目前看到的大型的茅之輪。

宗教上,茅具有破除邪魔的法力。從醫學的角度來看,最為藥品,具有利尿功能,利於夏季回復身體的機能。

6月30日是一年過一半的日子,同時也是六月的晦日,稱為「夏越大祓」,神社通常會在6月30日左右,設立茅之輪讓民眾通過。