熊野速玉大社(下)
参拝の前夜と昼、上野宮司のもてなしのおかげで、和歌山新宮の名物料理、特に海鮮料理を味わうことができた。 しかし、今回感心したのは、フルメニューの中で一番気になったのは、カタカナで表示された飲み物の名前だった、ほとんど理解できなかったことだ。その中に「ジンジャエール」というのがあり、これは神社の鳴き声? そこで注文してみると、そこには台湾では飲んだことのないジンジャーエールがあった。
参拝の後、境内の文物について時間をかけて紹介してくれた。過去に23人の天皇が141回参拝したことを記した「熊野御幸碑」や、宮司が自ら描いたという拝殿前の巨大な絵馬は、今年が龍年であることを象徴しており、神の加護があれば戦争や災難を一掃できるという。
最後に、宮司さんは館内にある「熊野観心十界曼荼羅図」も紹介した。 日本の神道は古くから仏教と習合し、この絵はそうした考え方を全面的に示しました。その内容は仏教の宇宙をえがいた曼荼羅で、輪廻と悟りの世界を表現しています。絵の中央の「心」、鳥居で区切られた生死十界は、人の心や行いによって死後の世界が決まることを暗示しています。 江戸時代、この絵は熊野の僧侶によって絵解きに用いられた。
台湾と日本は強い友情で結ばれており、私たちは単なる友達ではなく、家族なのだ。 上野宮司と話したとき、同い年であることに気づいた。先輩ではあるが、とても親しみやすい人だった。 私をここに連れてきてくれた中井神主との食事は、まるで同窓会のようで、考えさせられた。 昔は同じ国だったが、政治的な影響で離れなければならなかった。 だから、日本に来るたびに故郷に帰りたいという気持ちになるし、先輩たちと話していると、この一期一会の出会いを大切にしている。
将来は、より多くの日本文化人と知り合い、自分の中身をより豊かなものにしたいと強く願っている。また、私もこうした前輩たちを招き、日本文化の体現を分かち合い、台湾がかつての日本人の気持ちを取り戻すことを楽しみにしている。
在參拜的前夜以及中午,承蒙上野宮司的招待,讓我品嘗了和歌山新宮的各項特產,尤其是海鮮料理。不過這次讓我印象深刻的是,菜單中漢字的料理,我幾乎可以理解,滿滿的菜單中,讓我最苦惱的是各式各樣以片假名呈現的飲料名稱,其中「ジンジャエール」,發音來說,神社的吶喊?,於是乎我點了,然後出現了我在台灣未嘗飲用過的—結果是薑汁汽水……
參拜過後,宮司花了許多時間為我介紹神社境內的文物,其中熊野御幸碑紀錄了過去有二十三位天皇一百四十一次前來參拜;拜殿前的巨大繪馬,是由宮司親自繪製,象徵今年龍年,在天神的庇佑下,讓戰爭和災禍能夠消失。最後宮司也介紹了館內大型繪畫「熊野観心十界曼荼羅」,日本神道在過去很長的一段時間,與佛教結合,成為神佛習合的狀態﹐此幅畫充分顯示出這樣的概念,內容表現出佛教的宇宙觀,畫的中間以「心」,十界與生死界用鳥居來區隔,同時意味人的心態與行為決定了死後的世界。此繪畫在江戶時代常被熊野的僧侶用來闡述佛法之用。
台灣與日本有著濃厚的情誼,我們不只是朋友,而是家人。,與上野宮司交談,結果發現我們年紀居然一樣,雖然輩分上是我的大前輩,卻相當平易近人。與帶我前來的中井神主一同用餐,彷彿是開同學會似的,這讓我想到。過去我們曾經是同一國家,但政治的影響下,不得已而分開。因此,每次我到了日本,總有一種回鄉的感覺,與前輩們交談,我內心總是有相見恨晚,更有珍惜這一期一會的相遇。
未來,我很希望能認識更多的日本文化人,充實自己的底蘊,同時也期盼可以邀請這些前輩,前來分享日本文化的蘊含,也讓台灣找回過去的日本情懷。