松明殿稲荷神社

2024-06-18

伏見稲荷大社の境外末社で田中社ともいう。

天暦2年(948)に創始され、 はじめ、黒門通塩小路下るにあったが、宝永8年(1711)現在の地に移ったとされる。

江戸時代に出された「都名所図会」には、伏見稲荷大社春の稲荷祭のとき、当神社の氏子の人々が松明をともしてその神輿を迎えるのを古例としていたことから「松明殿」の名で呼ばれたと記されている。 

大己貴命、伊弉諾命、伊弉冊命、猿田彦命、倉稲魂命を祭神とするが、このほか現在、天智天皇像(木像)、大友皇子像(木像)を安置する。

主祭神:大己貴命、伊弉諾命、伊弉冊命、猿田彦命、倉稲魂命。內有天智天皇像、大友皇子像

伏見稻荷大社境外末社,田中社。

於天暦2年(948)創建,原本在黑門通塩小路,寶永8年(1711)移至現地。

江戶時代出版的「都名所圖會」中可以看到伏見稻荷大社春祭時,神社氏子會點燃火炬迎接神輿,因而稱之為松明。

松明:松の脂が多い部分、または竹や葦などを束ね、火を点じて照明に用いたもの。